思い出いっぱいの婚礼布団を使いやすいサイズにリフォーム

今年も店先のチューリップが少しずつ顔を出し始めてくれました。

今日は福岡市立中学校の卒業式でしたね。

ご卒業された皆さん、ご卒業おめでとうございます♪

皆さん、どうもこんにちは！！

ふとんの河村4代目、日本睡眠科学研究所認定スリープマスターの牧子です。

先月、当店のブログを見たというお客様（福岡市城南区在住）が

羽毛布団をお持ち込みになり、リフォームのご相談にご来店くださいました。

ご結婚時に親御様に買ってもらったというこちらの思い出の羽毛布団。

ダブルサイズのこちらのお布団は、当時お住いだった青森県で購入されたそうです。

西川チェーン専門店で購入された証しがしっかりついており、良品だったことがよくわかります。

丁寧に手摘みをされたポーランド産ホワイトグースダウンがたっぷり使用されていました。

当店の羽毛布団リフォームには様々なコースがありますので、

まずはそれぞれのコースの違いなどをご説明させていただきました。

お客様のご要望としては、

「ダブルサイズの冬布団からシングルサイズの冬布団１枚にしたい」とのこと。

お手持ちの羽毛布団の状態がとてもよかったので、

補充羽毛を足すことなく、十分にシングルサイズ１枚の羽毛布団が作れそうでした。

今回は大きなサイズから小さなサイズへのリフォームでしたので、

シングルサイズの羽毛布団１枚を作っても、

さらに良質な羽毛が余ってしまうことも一緒にご説明させて頂きました。

もしご不要であれば余った羽毛を処分することも可能でしたが、

処分するにはとても勿体ないくらいの品質でしたので、

あと少しだけ羽毛を足して使い勝手の良いシングルサイズの羽毛肌布団をお作りすることをご提案させて頂きました。

お客様にとっては大変思い入れのあるお布団でしたので、

「捨てる」ということにはご抵抗があり、今回は羽毛を余すことなく使って、

シングルサイズの冬布団１枚と肌布団１枚の合計２枚を作らせて頂くことになりました。

冬布団のほうはご主人様が毎晩お使いになるとのことで、

側生地もこだわって、ダニや花粉を布団の中に通さないゴアラミネート加工を施された生地をお選び頂きました。

肌布団のほうは予備として使われるとのことで、一般的な超長綿100％の生地をお選び頂きました。

そして、見事に１枚のお布団から２枚のお布団に生まれ変わりました！！

（※右がゴアテックス生地を使った冬布団、左が超長綿生地を使った肌布団）

実はご注文をお受けしたあと、奥様が再度ご来店されました。

ゴアテックス生地を使ったゴア🄬羽毛布団を大変気に入られ、

今度はリフォームではなく、同じ生地を使った新品の製品の色違い（ピンク）を

ご自分用にと追加でお買いあげ頂きました。

ちなみに、色違いのピンクはこんなかんじ。

どちらも大変人気の柄なのですが、

なによりもこの生地を使うことで羽毛布団の中に汗汚れも入り込みませんので、

いつまでも中羽毛がキレイな状態でお使いいただけます。

そんな点もゴア®羽毛布団の人気の秘密なのかもしれません。

店頭では新品の製品も展示しておりますので、

ぜひ実際にお手に取ってご検討してみてくださいね。

大変お得な「春の大創業祭～第1弾」は３月１０日（日）までとなっています。

ぜひお越しくださいね。今日も一日ありがとうございました。

（2024.03.07）