博多の街はお祭りの季節を迎えました。
7月15日は博多祇園山笠の追い山。
そして7月29日はわが街の「長住まつり」です。
皆さん、どうもこんにちは!!4代目看板娘(?)の牧子です。
さて。
今日はちょっと衝撃的なタイトル。
今年で創業130年。信用と信頼を大事に頑張ってきた老舗ふとん屋からの忠告です。
実は先日、「座布団を打ち直ししてほしい…」と、
とあるお客様が古いふとんを当店に持ち込まれました。
当店では古いふとん(綿)をお預かりする時、
目の前で側生地を開いて中綿の状態を確認させて頂きます。
こちらのお客様の座布団は、今から約30年前のご結婚時に、
ご実家のお母さんが「嫁入り道具に」と準備してくださったものだとか。
それはそれは高級な木綿わたを使って仕立てられたのだそう。
そして、当店で側生地を開いてみたらこの状態…
「えええ~~~~~っっっ!!!綿が黒い~~~!!!」
お客様はビックリ…
残念だけど、こういうこと、時々見受けられるんです。
どういうことかいうと…
数年前のある日、とある業者から一本の電話がお客様宅にかかってきたそうで…
「ふとん屋ですけど、古くなったふとんを打直ししませんか?」
どこのどの業者だか知らなかったそうですが、
とても感じがよく、お値段も安かったので注文して打直ししてもらったそうなんです。
きっとその時に中綿をすり替えられてしまったのでしょう。
通常ならこういう状態であるべきなんですが…
ちなみに、こういう悪徳業者。たいていの場合が無店舗業者。
あとで気づいて電話しても、「現在使われておりません…」
こういうことは稀ではありません。
当店では、年間を通して相当数のふとん・座布団の打直しを承っていますが、
年に数回はこういう状況に遭遇します。
せっかくの思い出の綿がすり替えられるなんて…
こういうことがないよう、ふとんの打ち直し・羽毛ふとんのリフォームは、
信頼のおける、あなたの地域の専門店にご注文ください!!
最近では、綿の打直しだけではなく、
「羽毛ふとんリフォーム」「ふとん丸洗い」をするという
悪徳業者が存在しているとか…
お客様に聞いた話では、
とある悪徳訪問業者がダニ退治のため「無料で洗ってあげる」と言って
お客様の羽毛ふとんを預かって帰り、
なかなか出来上がりの連絡がないからと連絡してみたら
「現在使われておりません…」
これってもう犯罪ですよね。泥棒です。
近年羽毛が高騰しているので、盗んだ羽毛を再生利用しようとでも思ったのでしょうか。
少しでも不安に思ったり、詳しくおふとんのことを尋ねたい時は、
きちんと店舗を構えたあなたの街のふとん屋さんにぜひぜひお尋ねください。
もちろん、当店でもOKです!!
どこに尋ねたらいいのかわからない場合、
当店も加盟する「西川チェーン加盟店」なら安心ですよ。
おふとんの相談事、いつでもお待ちしています。
(2017.7.11)
ジャンル
有限会社河村ふとん店
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