羽毛ふとんを購入する際のポイント～2024年版

先日、息子が１４歳の誕生日を迎えました。

赤ちゃんの時は、生後２か月から子連れ出勤をしていましたので

よくお客様にも５代目、５代目と可愛がっていただきました。

そんな息子も中学生。すっかり私も身長を追い抜かれております・・・

ちなみにケーキは長住の人気店、

当店と同じ長住大通り商店街の「バンフの森」さんにお願いしました♪

皆さん、どうもこんにちは。

ふとんの河村４代目、日本睡眠科学研究所認定スリープマスターの牧子です。

さて、只今ロングラン開催中の「秋の大創業祭」も

おかげさまで初日から１０日が過ぎました。

多くのお客様にご利用いただき有難うございます。

今年は年初から電気代、食品など、いろんなものが値上げ、値上げと

厳しい物価高騰が続いていますね。

実は寝具もご多分にもれず、円安や綿花の価格高騰などの影響を受け

今年は羽毛布団などいろいろな商品が値上げ傾向にあります。

そんな中、私共も努力してよい品をお安く仕入れてきているのですが、

今年羽毛ふとんを買おう！買い替えよう！という方に

2024年ならではの気をつけたいポイントをお伝えしたいと思います。

◆詰め物がどれくらい（何kg）入っているのかをチェック！！

羽毛布団の中に入っている羽毛のほとんどが外国産です。

当店では高級なポーランド産、ハンガリー産、フランス産など

ヨーロッパ系のものを多く取り扱っております。

海外で採取された羽毛は、日本へ輸入されることになります。

その時大きく影響を受けるのが円安の影響。

円安の影響を受けると、日本での販売価格は上がってしまいます。

そこで、価格ありきで経営されているお店は、

少しでも安さを維持するために、今年は詰め物重量を減らして安さを維持されているようです。

羽毛布団には必ず品質表示ラベルが縫い付けられており、

そこに詰め物重量の記載がありますので、そこをチェックしてみてください。

当店では、冬用としての羽毛ふとんであれば1.2～1.3kg入っているものを取り扱っています。

ところが、私が調査したところ、大型量販店、ネットショップでは

詰め物を減らして1.0～1.1kgのものが多く販売されているようです。

中には1.0kg以下のものもありました。

お使いになる方が暑がりさんで、

薄手の羽毛布団でも差し支えないのであればそれでいいのですが、

多くの方が実際の商品を目にすると、ふんわり感が乏しく、商品に満足されないのではないでしょうか。

当店にもこの秋、実物を見ずに某通販で羽毛布団を購入したところ、

あまりに薄くて暖かくなさそうだから返品して、当店へ買い直しに来た、という方がいらっしゃいました。

一日の三分の一ほどの時間、身につけるものですので、

ぜひ実際に商品を見て、納得の上でお求めいただければなと思います。

◆側生地はどんな素材が使ってあるのかをチェック！！

「カバーかけて使うから、生地は何でもいいんじゃない？」という方も多いですが

それは間違いです。

品質にこだわらない、安売り重視の商品であれば、ほぼほぼ側生地はポリエステル100％です。

当店では、側生地ポリエステル100％のものは一切取り扱っておりません。

なぜなら、ポリエステルは化学繊維のため吸湿性が悪く、

お布団の中が蒸れやすくなってしまいます。

さらに、寝返りにともなってカバーとお布団の生地が摩擦することで、

冬場は特に静電気が起きやすくなってしまいます。

同時にお使いになるカバーの素材もできれば天然素材（コットンなど）のものを

お使いいただくことをオススメします。

最後に、羽毛布団にも、いろいろな厚さのものがあります。

当店でも大きく３段階、

「冬用（本掛）」「春秋用（合掛）」「夏用（肌掛）」３つの厚さのものを取り扱っています。

ご自身の体質（暑がり・寒がり）や住環境（一戸建て・マンション）などに応じて

お好みの厚さのお布団をぜひお選びくださいね。

当店ではいろいろな厚さの羽毛布団を取り揃えておりますので

実際に店頭でお手に取っていただき、失敗のない羽毛布団選びをされてください。

今日もありがとうございました。

（2024.10.29）