今シーズンのプロ野球もいよいよ大詰め。
わが街のソフトバンクホークスも今朝の時点でM(マジック)3!!
試合のある日はテレビにかじりついて応援しています!!
皆さん、どうもこんにちは!!
ふとんの河村4代目、日本睡眠科学研究所認定スリープマスターの牧子です。
9月になってから少しずつ秋冬商品が入荷していましたが、
9月も下旬になり、新作羽毛ふとんも出そろい、
店頭にはた~くさんの羽毛布団が並びました!!
これから寒くなりますし、羽毛布団を買おうかな…、買い替えようかな…
という方も多いかと思います。
新しい羽毛布団を買う時、皆さんは何を基準に選びますか?
見た目(色柄)???価格???
失敗した経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、
失敗しない羽毛布団の選び方を今年(2022年)の傾向も織り交ぜながら少しご紹介します。
毎日のようにニュースで「円高」「物価高」という言葉を耳にされるかと思いますが、
残念ながら今年はこの寝具業界も「円高」「物価高」の影響を大きく受けています。
私たち販売側の仕入れ価格も、昨年の仕入れ価格と比べると上がっています。
その上げ幅をいかに抑えて、お客様にいかにお安くご提供するかは私たちの腕次第!!
当店は信用を大事にしている専門店ですので、
いくら仕入れ価格が上がったからといっても、出来るだけ品質は落としたくないと考えています。
ただ、今シーズンの市場価格を見てますと、
安売り重視型の通信販売や量販店さんの多くでは、
「低価格」を維持するために内容・品質を落としているところが少なくないようです。
例えば「詰め物重量」。
これはつまり羽毛布団に詰められている羽毛の量のことですが、
冬用として使う羽毛布団ならば、当店では1.2kg~1.3kg入ったものを標準としていますが、
安売り型のお店さんでは今年は1.0kgを販売されている所が多いようです。
この0.2kg~0.3kgの量で見た目の膨らみ方も違いますし、何より暖かさが違います。
そこはぜひ注意して見て頂きたいところです。
そして、中身を多く見せるためなのか、側生地の重さを含めた総重量を表記しているところがあります。
あくまでも側生地を除いた中身の重さ、つまり「詰め物重量」をしっかり確認してくださいね。
それからもう一つチェックしてほしいのが、「側生地」。
専門店である当店は、できるだけ吸湿性に優れた綿(コットン)の比率が高いものをお勧めしています。
綿(コットン)と比べるとポリエステルのほうが価格が安いので、
安売り型のお店さんが推される商品は側生地の組成がポリエステル100%だったり、
綿(コットン)が入っていてもその比率がとても少なかったりすることが多いと思います。
当店ではポリエステル100%の側生地を使った羽毛布団は取り扱っていません。
なぜなら、蒸れやすくなってしまいますし、静電気も発生しやすくなるからです。
ただ、ポリエステルを混ぜることで、側生地自体の重さが軽くなるというメリットもあります。
当店にもポリエステルを混ぜた軽量生地を使った羽毛布団もございますので、
「軽さ」を重視されたい方にはこのようなお布団もいいかもしれません。
今日は詰め物重量と側生地にポイントを当ててご紹介しましたが、
大前提として羽毛布団は中身次第で価格は大きく変わります。
羽毛の産地、たとえばポーランド産、ハンガリー産、フランス産、中国産などなど。
そして羽毛の種類、ダック・グース・マザーグース。
そこは大事なところになりますので、詳しくご説明を聞かれたい方は
ぜひ店頭で実際に商品をお手にとりながら、その違いを見てみられてください。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
(2022.09.28)
ジャンル
有限会社河村ふとん店
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