旧正月が始まりましたね。
いつからか、日本でも旧正月より「春節」という言葉のほうが使われるようになった気がします。
私が中国に留学していた20数年前は、
春節(Chun jie)になると町じゅうで地鳴りがするような爆竹の音が鳴り響き、
爆弾でも落ちてきたのかと本当に驚いたのを思い出します。
皆さん、どうもこんにちは!!
ふとんの河村4代目、日本睡眠科学研究所認定スリープマスターの牧子です。
さてさて。
このブログでも何度かご紹介したことのある世界最高峰の羽毛ふとん。
アイスランド原産のアイダーダックダウンが入った知る人ぞ知る逸品。
当店へもこれまでに何度かテレビ局さんが取材に来られた
希少価値の高い羽毛ふとんなんです。
今回、20数年前に当店でこのアイダーダックダウンの入った超高級羽毛ふとんを
お買い求め頂いたお客様から、リフォームのご依頼をいただきました。
ご夫婦お2人分、シングルサイズからシングルサイズへのリフォームです。
長年のご使用による汗汚れで襟元を中心にだいぶ黄ばんでいらっしゃいました。
(リフォーム前の写真を撮り忘れてしまいました…)
今回はその汚れた外側の側生地を真新しい側生地に張り替え、
中羽毛であるアイダーダックダウンを「プレミアムダウンウォッシュ」で
きれいに水洗い洗浄させていただきました。
「プレミアムダウンウォッシュ」というのは、
日本羽毛製品協同組合が適切であると認定した「リフォーム認定工場」で
ふとんを解体し、中の羽毛を個別(袋に入れたものは除く)に専用洗浄機で水洗いし、
羽毛の汚れを取り除き、必要に応じて新しい羽毛を補充した後に、
新しいふとん生地で仕立て直し加工をしたものです。
当店の羽毛ふとんリフォームはこの「リフォーム認定工場」で加工していますので、
リフォーム完成品には認定ラベルをつけさせて頂いております。(2020年1月現在)
また、外側の側生地にはGORE-TEX(ゴアテックス)でおなじみ、
軽くて蒸れにくく、ダニや花粉、PM2.5も中に通さないという
とっても機能性に優れた側生地をお選びいただきました。
また、当店の羽毛ふとんリフォームはキルトもお選びいただけます。
今回は、羽毛が偏りにくいHMキルトを採用。
寝相が悪い方には特におすすめです。
出来上がったおふとんがこちらです↓
飽きの来ない上品なブルー色とピンク色です。
お渡しの時は、それぞれ専用のケースに入れてお渡しさせて頂きました。
20数年ぶりに新品のようによみがえったアイダー羽毛ふとんで、
また暖かく長くご愛用くださいね。
K様、ありがとうございました。
(2020.01.26)